あっという間に10月になり、中国全土は徐々「紅葉」に染められていく。そして、ここは!まさに紅葉鑑賞勝地に間違いなく。
ここには680平方キロメートルの紅葉の遊歩道があり、「アジア最も長い天然レッドカーペット」として知られている。アジア最大の紅葉鑑賞エリアで、鑑賞季節は1ヶ月も続く。それほど有名ではないが、光霧山は正真正銘の5 Aレベルの景勝地である。
四川省には「九寨観光は水、光霧観光は山を」という言い方がある。九寨溝の美名は既に家々の上だが、肩比べになる光霧山も全然負けない驚くほどの美しさを有する。
01 光霧山景勝地
画像@摄図網
光霧山景勝地のフルネームは「沼諾河国家地質公園」、四川省巴中市にあり、年中に雲と霧にちなんで名付けられた。桃園、大壩、十八月潭神門洞芝、小巫峡5つのエリアに分かれ、毎年10月から11月にかけて山々は紅葉に覆われ、「中国一の紅葉山」とも呼ばれる。光霧山は、独特なカルスト尾根の山頂地形、昔ながらの生態植生、静かな峡谷の風景に恵まれ、ユネスコによって中国36番目の世界ジオパークに指定されている。
摄影@游侠謎蔵是我
十八月潭
十八月潭は、光霧山の深い森の中に横っている。長さ3 kmの真珠溝には、18の三日月形のプールが点在している。曲がりくねった木の板道が直列につながっていて、板道を歩くと、綺麗な景色が目に入る。
太陽が輝いていても、雨が続いていても、十八月潭の紅葉は華やかで魅力的。小川は紅葉に満ちた山々を流れ、滝に集まって流れ落ち、山々の色とりどりの森とともに美しい秋の絵を形成する。
大壩・黒熊溝
大壩風景区は光霧山の紅葉を楽しむのに最適なスポットの一つであり、黒熊溝はさらに大壩風景区の中心地になる。名前は少し厳ついが、景色は非常に美しい。黒熊溝の長さはわずか2 kmで、小さくて精緻で、土手には色とりどりの木々が生えている。ダークレッドからオレンジレッド、黄色から緑黄ブルー、自然に色が変化する。小河はその中で蛇行して、カメラファインダーから見た素晴らしい色が現実世界なのかと信じられないほど美しい。
天然画廊
天然画廊、大小蘭溝も必見。ここは色の王国。見上げたり、眺めたり、見下ろしたり、どういうふうにみても絶景。山にはたくさんの鳥がいて、透き通り鳴き声は一層快い気持ちをもたらす。彼らは自由なエルフであり、そびえ立つ岩と緑の山々の間を飛んでいる。
02 紅葉を見るのに、なぜ光霧山へ?
理由1:ほどよい距離で交通が便利!
四川省北部に位置する光霧山は交通的便利で、北京、上海、西安、成都などの大都市から高速鉄道で直行できる。
画像|@摄図網
理由2:人混みからずれるし、風景が綺麗!
光霧山の紅葉の最高な鑑賞時期は10月中旬、中国国慶節(ゴールデンウィーク)のオンーシーズンを避けられる。
理由3:規模が大きく、圧倒的な勢いでインパクト!
光霧山景勝地の総面積は830平方キロメートルで、紅葉景観は風景区全体の70%を占めている。山の中のまばゆいばかりの赤い葉は、間違いなくご期待に応えるだろう。
理由4:鑑賞時期が長く、種類超多い!
光霧山の秋色は1ヶ月間続き、この間に来ると、息を止まるほどの絶景がみられ、時間の束縛なく存分に楽しめる。
理由5:40種類の紅葉、きっと満喫できる!
光霧山の紅葉は、水青冈やバラ科など40種類以上あり、品種が豊富なだけでなく、有名なものかなりある。外国の植物専門家が視察に来た後、彼らは光武山風景区を「黄金区」、ここの紅葉を「黄金の葉」と呼んだ。
画像|@羅亮
—「遊覧客」より