「蘇北を味わい、山水美に酔う」―南京、淮安、塩城8日ツアー

コースの特色:

水で生まれ、水で美しい土地、江蘇。マイナーながらも優れたこのコースを巡れば、江蘇の「水」文化に触れ、生き生きとした水が生み、育む美しい生態風景と真の江蘇らしさを感じることができる。延々と続く大河沿いの絵画のような風景を眺め、森林湿地にある天然の酸素バーに酔いしれ、世界自然遺産の地でシフゾウ、タンチョウヅル、ヘラシギなどかわいい動物たちと出会い、船で運河を行き、古い時間をゆっくりと遡りながら漕運の魅力を体験する、そんな旅はいかがだろうか。本物の淮揚グルメを味わって、心と体、そして舌をゆったりと満足させることもできるはずだ。

D1:南京禄口国際空港に到着

D2:玄武湖・鳥類生態園、長江大橋人気スポット「ガラス桟道」、スナメリ観測点-南京北外灘浜江風光帯、浦口水墨大埝中華虎鳳蝶自然博物館、秦淮河ナイトツアー

南京到着2日目は江南最大の皇帝家園林である玄武湖へ観光に向かう。ここは都市の鳥の楽園で、湖の中心に浮かぶ菱州島では鳥たちとロマンチックな出会いができるだろう。長江大橋の必見スポット、ネットで話題の「ガラス桟道」では、現代と歴史の時空の交錯を感じよう。浜江風光帯をゆっくり歩けば、勢い盛んな大河を一望でき、また、虎鳳蝶自然博物館では昆虫たちの不思議な世界を感じられる。秦淮河ナイトツアーでは、櫓をこぐ音と灯影の中で六朝古都の繁栄に思いを馳せ、途切れることなく流れる金陵文化の脈絡を味わおう。

D3:鉄山寺森林公園、洪沢湖湿地公園、天泉湖観光リゾート・養生養老基地、盱眙ザリガニ

3日目は、まずは淮安市の鉄山寺森林公園に向かい、肺を潤すフレッシュな旅に出かけよう。そのあと洪沢湖湿地公園まで足を延ばし、茫洋とした湖沼、広大な原野、深々とした芦原が織りなすたおやかな自然の絵巻物を眺めるのもいいだろう。湖と山の景色を擁し青山緑水を抱く天泉湖観光リゾートと養生養老基地では、心地よい新型リゾート養老生活が体験できる。また、淮安を訪れたら、美味しい香りが魅惑の盱眙ザリガニは絶対に見逃せない。

D4:淮安洪沢湖、周恩来故居、呉承恩故居

4日目は中国第4の淡水湖――洪沢湖をゆっくりと遊覧しよう。1800年あまりの歴史ある洪沢湖大堤をそぞろ歩きし、湿地のフレッシュで潤いある息吹を感じながら、乾隆御碑、仙人洞などの名勝を訪れる。また、淮安は偉人周恩来の故郷だ。周恩来故居に足を踏み入れれば、彼の生涯の生活風景を身近に感じ、この国を思う気持ちを感じられる。中国古典四大名著の一つ『西遊記』が如何にして創作されたか知りたいなら、作者呉承恩の故居を参観しよう。小説創作の背後にある物語を探ることができる。

D5:清口水利枢紐、淮安大運河風光帯、中国漕運博物館、本場淮揚料理体験

運河の都、淮安。千里に渡る漕運で賑わったこの地は、水利が生み出した風景がとても優美だ。淮安の清口水利枢紐は世界文化遺産に登録されている。この古代水利工事に秘められた智慧にあなたはきっと感服してしまうことだろう。運河風光帯に沿ってさらに歩きながら運河沿線を見ていくと行きつく中国漕運博物館では、古い運河の前世と今生を辿ることができる。また、淮安は中国淮揚料理の重要な発祥地でもある。平橋豆腐(豆腐のあつもの)、軟兜長魚(タウナギの炒め煮)、欽工肉圓(肉団子のスープ)などの本場の淮揚料理を味わうことができる。

D6:塩城中華シフゾウ園、黄海森林公園、条子泥浜海湿地公園でバードウォッチング

6日目は心の扉を開くところ、塩城に向かう。中華シフゾウ園では楽しげに水を追いかけ、躍動するシカの群れを見ることができる。黄海森林公園では「オズの魔法使い」のような密林の景勝を楽しみ、思う存分深呼吸するのもいいだろう。そして世界自然遺産の地、鳥類の国際空港である条子泥では、広大かつ神秘に満ちた干潟湿地で万物が調和し共生する美しい姿を感じ、絶滅の危機に瀕している鳥類ヘラシギの足跡を探しに行こう。

D7:タンチョウヅル湿地生態園、オランダ花海、大洋湾生態観光リゾート

タンチョウヅル湿地生態園では、ツルとシカが共に舞う美しい姿がいつでも繰り広げられている。また、ここでは「タンチョウヅルと女の子」の美しく感動的な物語を聞くこともできる。オランダ花海に足を運ぶと、不思議な異国風情をどっぷり感じることが可能だ。ここでは広大なチューリップ畑、そして風車やお城が童話のようなファンタジーな世界を織りなしている。大洋湾生態観光リゾートに移動すれば、櫻花小鎮、温泉小鎮、水上楽園、登瀛閣、美食街、塩涜古鎮など多くのスポットと出会い、伝統と時流がぶつかりあって作り出す旅の楽しみに浸ることができる。

D8:南京に戻り、禄口空港まで送迎

筆者:江蘇観光(日本)ピーアールセンター

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