中国で長城に登る、定番な遊び方を大公開!

中国の北方には、海から砂漠まで、高山を越え、平原を越え、畑や池を越え、村や町を取り囲む、21196.18キロにわたる高い壁があり、その途轍もない大きさから「万里の長城」と呼ばれている。西洋人の目には、大きさと長さだけでその魅力を十分に表すことができない以上、偉大なる壁(The Great Wall)と呼んでいる。

昔は外来の敵を防ぐために使用されていた城壁が、最初の机能を失い、今や中国の大地上で最も偉大で、最も美しい風景の一つとなった。数えきれない中国国内外の人々はこの偉大な城壁にあこがれている。それではこんなに長い長城を、どんなふうに遊ぶのか。この記事では最も定番な長城の遊び方を教えたいと思う。

 

八達嶺長城


注目点:万里の長城を夜遊び、イルミネーション

場所:

万里の長城といえば、多くの人が八達嶺を思い浮かべるだろう。長城の典型的な代表として、八達嶺は長城博物館や映画館などを建設し、夜遊びの企画も展開している。

皆さんは夜の長城を見たことがあるのか? きらびやかな照明が北四楼から南四楼までの長城を一つ一つライトアップし、周囲の緑の植物も照らされて生き生きと見える。濃い空は幕のようで、昔の兵士が国境を守る夜の光景を思わせる。特定の祝日はイルミネーションもあり、まばゆいばかりだ。

【Tips】:毎週金・日曜・祝日にナイトツアーを実施

 

司馬台長城


注目点:古鎮を遊び、提灯で夜の長城を見る

場所:

司馬台長城は古北水鎮がつくと、更に魅力がアップした。司馬台長城で遊んだ人は必ず水鎮の景色を見逃さない。小さな古町には古風な建物があり、禅修行に適した寺や斎場があり、人々は酒粕料理を観賞して体験したり、染物屋で本番のエコロジー捺染を見たりすることができる。古北水鎮から司馬台長城を遠望すると、長城の寂しさや蒼涼さを実感できる一方で、長城に登って水鎮を見下ろすと、俗世の賑やかが広がる。

【Tips】司馬台は急峻と険しいことで有名で、必要に応じてロープウェーに乗ることもできる


金山嶺長城


注目点:長城で日の出と日の入りを見、写真スポット

場所:

金山嶺の美しさに圧倒されない者はいない。金山嶺は写真家たちの天国で、レンガ造りの城壁、生い茂る樹木、手当たり次第に素晴らしい写真が撮れる。早朝や夕方に金山嶺を訪れると、美しい長城の日の出と日の入りを見ることができる。蛇行する長城の上に赤みがかかったみかん色の太陽光が降り注ぎ、迫力満点だ。

黄花城水長城


注目点:水中長城、船で観賞、栗摘み

場所:

山の中で疾走する長城について皆が知っているが、水中の長城はどうだろう?黄花城の水長城はこの奇景がある。三段の城壁が灝明湖に入り、また駆け上がってくるというのは、潜った竜が出てくるような趣がある。登ることに疲れたら船で観賞する手もある。小舟に乗って灝明湖を進み、湖の中で長城を眺めるのは最高に楽しい!ここは中国の栗の里でもあるので、小さなかごを提げながら栗を採るのも田園生活の趣を感じられる。

嘉峪関長城


注目点:砂漠ジープ、関外でラクダに乗る

場所:


明代の万里の長城の西端の起点はどこだろう?答えは甘粛の嘉峪関長城である。嘉峪関長城は河西回廊に位置して、シルクロードの要路の上にあり、外地とゴビ砂漠の風景で目いっぱいだ。嘉峪関長城は長城の第一台座があるだけでなく、嘉峪関関城と懸臂長城などの観光スポットや、ラクダ乗り、砂漠ジープなどの享楽プロジェクトがある。高くて雄大な嘉峪関関城を背景にして、ラクダに乗って砂漠の上を歩く時は、古代の将軍が出征するときの勢いを感じないだろうか。


山海関長城


注目点:長城、古城と海

場所:

西に嘉峪関があって、東に山海関がある。この二つの関所は千里の領土を隔ててはるかに向かい合っている。嘉峪関のゴビ砂漠の荒涼とする風景と異なり、山海関は海があるため生き生きとしている。老竜頭で海を追いかけたり、長城で海上の日の出と日の入りを見たり、山海関の古城で明·清の歴史を振り返ったりする。どれも十分に楽しいはずだ!

寄稿者:四海

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