贵陽の夏は平均気温が約24度で、龍洞堡空港を出ると、すぐに涼しさを感じることができる。そして、市内に向かうタクシーに乗ると、街の至る所で出会うさまざまな屋台料理と心温まる贵陽の人々に、あなたは一瞬でここを愛してしまうでしょう。
贵陽の楽しめる処
青岩古鎮
贵陽の最初の国家5A級観光地である600年以上の歴史を持つ青岩古鎮は必ず訪れるべきだ。贵州の第一状元がここで生まれたと言われ、古風な建築には非常に深い人文的な歴史が含まれている。青岩古鎮全体は小さく、約2~3時間で散策できる。古巷、明清街、北街を歩くと、まるで古代にタイムスリップしたかのような気分になる。どこを歩いても絶好の観光スポットがある。夕暮れ時に訪れて、定广門の城壁に登ると、定广湖と老屋を一望することができ、景色が特に素晴らしい。7月から8月にかけては、湖には大きなハスの花が広がり、非常にロマンチックだ。
甲秀楼
甲秀楼は贵陽の有名な歴史的建造物で、明代に建てられたが、後に何度も修復されている。昼は周囲に水や山が広がり、静寂が漂い、夜になるとさらに魅力的になり、ライトアップされ美しく華やかに輝き、写真を撮るのにとても適している。
黔灵山公園
黔灵山公園は贵陽市の中心にあり、交通が非常に便利で、明山、秀水、幽林、古寺、聖泉、霊猿を特色としている。山の頂上には清代に建てられた弘福寺があり、普段は多くの市民がお参りに訪れる。弘福寺の北門を出て、大通りに沿って下り、三岭湾猿観察エリアに入ると、途中で猿が群れを成しており、多くの観光客がここに来るのは猿を見るためだ。
魔幻の住宅
魔幻の建物では、貴陽は重慶と比べて、まるでかつてあったが及ばなかった。さまざまな魔幻の建物は絶対にあなたの目を見張ることができる。
贵陽花果園は、約40万人が住むことができる街区で、超密集された都市の森林で、香港とも比肩する美しさを持っている。この欧州風の城堡、"スモールホワイトハウス"として知られる建物は、貴州で最も金持ちの富豪の私邸だと言われており、現在では超人気の観光地となっている。
ネットで有名な「串串面筋楼」は、SNSで超人気の観光スポットでもあり、半円形の大きなプラットフォームは全て自家のバルコニーで、様々な形や色のタイルがとても不思議で、建物全体がまるで「串」のようで、本当にデザイナーのアイデアに感服する。
貴陽のおいしい食べもの
酸汤魚
贵州の酸っぱさを味わいたいなら、酸汤魚が絶対におすすめだ。トマトを主要な材料とした紅酸湯をスープに、新鮮で柔らかい魚を煮込んで、一品だ!市内にはたくさんの酸汤魚の店があるが、その中でも有名なのは「亮欢寨酸汤魚」で、テレビ番組「舌先の上の中国」にも取り上げられたほどのお店である。酸汤魚だけでなく、アートもレストランに取り入れており、毎晩ミャオ族の舞踊ショーが行われていて、地元に行かなくても原始的な風情を楽しむことができる。
豆米火鍋
豆米火鍋は酸辛さのある酸汤魚火鍋とは違い、豆の香りが濃厚で美味しい食べ物である。豆米火鍋には芸豆が使用され、火鍋に入れて柔らかく煮込まれ、さらに軟哨、酥肉、様々な野菜を加えて、濃厚で美味しいスープができあがりだ!
水城烙鍋
贵陽の「水城烙鍋」は六盤水発祥の特色ある美食で、烙鍋を食べる際にはまず特製の土鍋に油を塗り、様々な食材を鍋に並べ、ジャガイモのスライス、臭豆腐、レンコンのスライス、豚ホルモン、豚の三枚肉などがあり、焼肉よりも香ばしいだ。烙鍋の魂はタレで、特にさまざまな唐辛子粉が主要である。香辣(香り高く辛い味付け)、麻辣(花椒と唐辛子による味付け)、ニンニク風味などがあり、唐辛子粉にタレをかけて混ぜると、その味は絶品、美味しくないわけがない!
花渓牛肉粉
贵陽の人々は「嗦粉」(ライスヌードルを食べること)が大好きで、花渓牛肉粉も地元では非常に有名な料理である。牛肉のスライスの香りがはっきりしていて、スープにもしみ込んでおり、分量も十分満足。清湯だけでなく、泡椒(香辛料の一種、唐辛子の漬け物)、紅燒(醤油ベース)などさまざまなスープがある。まずはスープを飲み、次に滑らかで弾力のある牛肉粉を食べて、たっぷりの唐辛子粉をふりかけて、酸っぱくて辛い、爽快な味わいを楽しめる!
贵陽で涼しい夏を過ごし、街のあちこちで美食を楽しんで、胃を爽快にする酸っぱ辛い味を感じで、爽快な贵陽へようこそ!
寄稿者:グローバル旅