中国最高の観光列車が来た！中国のもう一つの高級観光列車、森林と草原行きの列車「フルンボイル号」が2022年に運行を開始した。東北から内蒙古まで、フルンボイルの草原、大興安嶺の森林、漠河の銀河、高くそびえる火山、渡り鳥が生息する湿地……すべて観光客の車窓の絵になる。

唯一の全個室豪華列車 1便44席のみ

この列車は、現在の中国で最も豪華な観光列車で、わずか22室、44席、超大車窓があり、美しい景色を楽しむことができる。

01 三種類客室、五星级標準、超大車窓

優雅黄金景観部屋は8.6㎡で、全部で16室で、全車の基礎部屋のタイプである。

雅致景観部屋は9.5㎡で、2室しかない。各室のベッドにはハリウッドベッドが採用されており、ベッドを利用する際には分解して空間を合理的に利用することができる。

至尊紫金景観部屋は12.1㎡で、わずか4室で、全列最大の個室となっている。どの部屋にも超大きな車窓があり、フルンベールの日出から、漠河の星空まで、観光客の車窓の外にある。

各車両の尾部には多機能独立休憩エリアが設置されており、本を読んだり、お茶を飲んだりするなど、一人でいるときのためにシングルスペースを残している。

02 独立トイレで、上下の寝台ではない

この列車の最大の利点は、各室に独立トイレがあり、清潔で衛生的であることだ。また、部屋は統一されたベッドルームで、上下の寝台ではなく、立体空間にも伝統的な列車旅行の限界を突破している。

03 美食を豊かにし、時間を楽しみ

全透明車窓の巴雅尔食堂車、モンゴル語の寓意：楽しい。胡桃木の内装とモンゴルの特色あるカーテンは民族特色に満ちており、44人の観光客が中国、ロシア、モンゴルの三カ国の美食を一緒に味わった。

ナーダムサロンコーナー 、モンゴル語の意味は「遊び」。列車の中では中国、ロシア、モンゴルの三カ国の文化を結合し、観光客に文化サロン、名品鑑賞、趣味ゲームなどのおもしろい活動を提供する。

烏力吉コーナーは、多機能会議コーナーとして、車内のテーブルと椅子はミーティングテーブルを組み合わせることができ、会議で使用できる。小さなテーブルに分解することもできて、飲み会やおしゃべりに供する。

アウトドア観光最適目的地 キャンプの体験を探る

夏から秋にかけて、フルンベールを出発して大興安嶺を通り抜け、独立個室に寝そべって草原、森、湖、火山を観賞し、季節が変わるにつれて、異なる風景がもたらす幸せな時間を感じる。

「フルンボイル号」の夏秋コースには二つの観光ルートがあり、ハルビンとハイラルを往復して、4泊5日かかりる。

ルート①：中国極北の旅 4泊5日

ハイラル－牙克石－根河－漠河－ハルビン

Day1ハイラル－牙克石－根河（当地宿泊）

専用車で観光客を送迎し、牙克石に到着した。【牙克石鳳凰山】に行くと、草原で馬に乗って、大興安嶺の山脊を渡ることができる。午後は列車に乗って沿道の美しい景色を楽しみ、車内で食事をして、根河に向かった。

Day2 根河（車中泊）

大興安嶺の原始林に入り、中国極寒の地を訪れ、「最後の使鹿部族」で、一日の使鹿人になった。その後列車に戻って美食を楽しみ、豊かなおもしろい活動を始めた。

Day3 漠河（当地宿泊）

中国最北の駅、「漠河駅」に到着し、それから中国とロシアの国境にある「龍江第一湾」に行き、不思議なΩ形江湾を観賞した。「烏蘇里浅灘」を歩いて、中国の最北点を見つけることもできる。向こうはロシアで、川を隔てているだけだ。

Day4 漠河（車中泊）

最北村落と呼ばれる「北極村」を訪ねて、中国の最北郵便局や最北哨所などの最北建物がここに集まっていた。運が良ければ、ここで不思議なオーロラを観賞することができる。

Day5ハルビン

列車中で朝ご飯を食べ、個室に横になって窓の外の景色を楽しむ。午後にハルビンに到着したら、ハルビンで遊び続けることができる。

ルート②：草原森林の旅 4泊5日

ハルビン－北安－牙克石－フルンベール－ハイラル

Day1 香坊駅（車中泊）

ハルビンに到着後、フルンボイル号の専用車でハルビン市内で夜ご飯を食べた後に、香坊駅に行き、夜に発車して北安に向かった。

Day 2北安（車中泊）

5A観光地「五大連池景勝地」を訪れ、今まで300年も噴火していない老黒山火山に登り、世界三大冷泉の一つの北飲泉ミネラルウォーターを味わう。

Day3 牙克石-満洲里（当地宿泊）

「牙克石鳳凰山」の草原で馬に乗ったり、大興安嶺の山脊でアフタヌーンティーを味わったりすることができる。夜にすべての行程を終えた後、列車に戻って夜ご飯を食べ、満洲里ホテルに泊まる。

Day4 満州里-ハイラル（当地宿泊）

【満州里国門観光地】を訪れ、ロシアのザバイカリスクの風景を眺めることができる。

Day5ハイラル

【ハイラル草原特色観光地】を楽しんで、一日の牧民になって、本格的なモンゴル風情を体験する。ホテルで朝ご飯を食べた後、指定された時間にバスでハイラルに戻る。草原の旅を終えた後も現地で自由に観光することができる。

—「奇迹旅行」より