香港へ文芸の旅をする

2月6日、香港は全面通関した。あっという間に3年が経ち、また会えるようになりましたよ!芸術の都として、香港は卓越した芸文の業績で全世界に名をとどろかせている。ここ数年、香港故宮文化博物館、M+などの博物館は次第に落成し、開幕し、多くの芸術愛好家を引きつけた。今や、香港のまばゆいばかりの芸術文化は、目の前にある。

文化の新しいランドマークを巡る

香港故宮文化博物館 Hong Kong Palace Museum

まず初めにお薦めしたいのは、5年間の準備期間と35億香港ドルをかけて建設された香港故宮博物館だ。香港故宮博物館は去年7月に西九龍で正式に開幕し、現代美学と中華伝統芸術美の建築設計、一連の所蔵文物の展示を取り込んで、香港故宮の人気を上昇させた。

館内には故宮博物院からの貴重な文物約900点が展示されており、多くは香港で初めて公開されたものだ。さらに、その中の一部の所蔵品はまだ公開されたことのないものだ。また、ワークショップ、公演、講座、上映会を定期的に開催しており、ホームページからも参加を申し込められる。

現在、館内には紫禁城シリーズやリヒテンシュタイン王室の所蔵名品の特別展示が多数ある。様々な世界的な芸術の逸品は、あなたを夢中にさせることを保証する。

九龍西九文化区博物館道8号

www.hkpm.org.hk

爽快な視覚芸術体験

香港M+博物館 M Plus Museum

故宮の隣には、世界で最も規模の大きい視覚芸術博物館の1つである現代視覚文化博物館がある。多くの人はまだ入館していないうちに、ビルの外で映像が流れるLEDカーテンウォールに圧倒される。

M+ビルはデザインが巧みで、内外ともに芸術的な雰囲気があり、とても撮影しやすい。書画、彫刻、特別展示物から創造的な芸術空間まで、ここではあらゆる芸術を異なる感覚で感じられる。

去年11月に開催され、人気を博した「草間彌生:1945年から現在」は、5月14日まで展示が続く。北天台ガーデンには、ユニークな「M+ゲーム風景」も新たに加わった。ここのデザインは彫刻家イサム・ノグチによるもので、来館者はオープンスペースで自由に彫刻と触れ合うことができる。

九龍博物館道38号+西九文化区M+

www.mplus.org.hk

大自然へ島の芸術旅行をする

西貢塩田梓、橋咀洲などの島 Sai Kung Hoi Arts Festival

2022年11月から始まった西貢海芸術祭は、様々な芸術作品とイベントが「香港後花園」と呼ばれる西貢内海で行われる。ここには世界的な地質、息をのむような自然の美しさ、独特の文化と島の物語があり、人々は島を巡ることで、各島の山と海の風景と文化の旧跡を満喫することができる。

『再島嶼』をテーマに3年間の日程で開催される芸術フェスティバルは、現在は起点の塩田梓および橋咀洲で第1期を終えた。今後2年間で、隣接する橋咀洲、滘西洲および糧船湾にまで拡大する予定だ。

第1期の展示は一段落したが、塩田梓と橋咀洲の作品8点はそのまま残っている。2023年の芸術祭は今年末に予定されており、テーマ別のツアーや芸術イベントも予定されている。

西貢内海の各島

www.skhartsfestival.hk

32カ国から集まるアート・バーゼル

香港会議展覧中心 Art Basel 2023

「世界芸術博覧会の冠」と呼ばれるアート・バーゼルが、2023年3月23~25日に開催される。この芸術博覧会はその悠久な歴史と巨大な取引額で、全世界の現代芸術市場の風見鶏とバロメーターと見なされている。

今年の芸術展は、32カ国・地域の171軒の出展ギャラリーがもたらした現代芸術作品が、香港会議展覧中心で展示される。大型作品に焦点を当てた「藝聚空間 Meet Art Space」コーナーや「策展角落」コーナーも復活する。

湾仔区博覧道1号

www.artbasel.com

寄稿者:博物館好き

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