中国の八大の奇抜な年越し料理、挑戦する勇気があるか?

中国は土地が広く、各地に異なる年越し料理があり、それは自分と故郷の郷愁に属している。では、中国にはどんな奇抜な年越し料理があるかを見てみよう。

雲南生皮

年越しで豚をさばくたびに、白族の人は必ず生皮を食卓に出し、かつての大理国の名物料理でご馳走する。いろいろな焼き方の中で、食感が一番いいのは、豚の皮を藁で焼く方法だ。豚がこんがり焼けたら、ナイフで小さく切って、事前に調製したたれをつける。一切れの生皮、一皿のたれで、さっぱりしていて、口いっぱいに香りが残る。

貴州牛瘪(ニウビエ)火鍋

牛瘪(ニウビエ)とは、牛の胃や小腸にある未消化の草のことである。液体を絞り出し、牛の胆汁と調味料を加えてゆっくり煮込む。牛瘪火鍋を嗅ぐと、牛のお尻に顔をくっつけたようで、そのため「牛糞火鍋」とも呼ばれる。多くの貴州人は牛瘪を食べたら牛のように病気にならないと信じてる。

広東ワニスープ

他の省の人が「ワニも食べられますか」と驚いた時、広東省の人はすでに10キロのワニ肉を新年のあいさつでどのように親戚や友人に分けるかを計算している。なにしろワニを煮込んだ「咳止めワニスープ」はもはや年越し料理だけではなく、食事療法の秘訣でもあるのだ。ワニ肉に川貝、ユキナシ、皮むき北杏仁、ブクリョウを合わせると、多くの人がこの年の瀬を乗り切ることができる。

広西イサゴムシ

イサゴムシは、ミミズの親戚のようにも見えるが、北海の人とても好きだ。ナマコよりおいしいだけでなく、緑色で健康的だからだ。すべての海にイサゴムシがいるわけではない。イサゴムシは生育環境への要求が非常に高いので、値段も安くない。年越しに楽しみにしている人もたくさんいる。

江蘇活珠子

「活珠子」とは孵化中のたまごだ。初めて試すときには目を閉じていたと言う人がいる。意外と、中の汁を吸ったときに、おいしさを感じる。そして肉を、チリパウダーやクミンにつけて、若鶏の肉のようで、たまごのようでもある。
こんな珍しい味わいで、多くの江蘇省の人は正月に、ギフトボックスに詰めて贈り物をする。

浙江鰻片

春節前後のうなぎが豊満で美味しいため、年越し鰻片は寧波の人々の伝統的な習慣になった。毎年の師走になると、干し場の上、軒下、窓の外に、一列に並んだ鰻片が垂れ下がる。完全に乾くと冷凍に入れ、この1年で時々取り出し、年越しや家の味を楽しめる。

東北凍梨

東北人の年越しの味は、おいしくて面白い。冬になると、真っ黒な凍梨が露店に出てくる。買ってきた凍梨はまず冷たい水に入れて解凍し、解凍が残り3分ほどの時に取り出し、小さく口を開けて中の水を吸い込む。ああ!みずみずしい気持ちが口いっぱい。凍梨は「離別を凍りつく」といういい意味が込められている。年越しには、平日より多めに用意する。「年越しに凍梨を食べ、来年は離別が少なくなる」というものだ。

山東饅頭

饅頭が贈り物用のハード通貨になるのは、山東饅頭があまりにも特別で、「無形文化遺産」の芸術にもなっているからだ。形もさまざまで、梅の花、兎児爺、獅子舞、飛龍などの「花饽饽(小麦粉で作られた蒸し菓子)」は想像力の境界を突き破っている。

これらの暖かく、奇抜な年越し商品は、中国人が語り尽きない想いである。懐かしいのはこれらの奇妙な味だけではなく、一家団らんの雰囲気でもある。

寄稿者:おいしい日光

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